おとうさんおかえり
☆おとうさん待ち遠しいね☆
- 作者: マーガレット・ワイズブラウン,スティーヴンサヴェッジ,Margaret Wise Brown,Stephen Savage,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2011/02/01
- メディア: ハードカバー
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23ページ 読み聞かせ:2分
内容
夜になると、みんなのおとうさんたちが帰ってくる。
さかな、てんとうむし、うさぎ、くも、いぬ、ことり、かたつむり。
ライオン、ぶた、船乗りのおとうさんも。
おとうさんおかえり!
感想
アメリカの絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの遺稿に、絵を加えた作品。
お姫ちゃんは、ほのぼのとした可愛らしい雰囲気の絵がとても気に入っているらしい。
何度も何度もリクエストで読んでいる。
夜になると帰ってくるおとうさんたちを出迎えるこどもたち。
みんなおとうさんがいて、みんな同じように家族があるんだ。
ひとも、さかなも、いぬも、小さな生き物たちにも。
おとうさんと再び出会うこどもたちの素直な喜びが伝わってくる。
こどもにとって、身近ないきものたちが登場してくるところがピピっとくる。
でも、ライオンのおとうさんはなぜひとりぼっちなんだろう?
2人で話し合った。
「こどもが大きくなったから、おとうさんはひとりになったんだよ。」って
お姫ちゃんが言った。
「よーくわかってるでしょ?わたし!」
そうだね。その通りかも。
ちょっと寂しい気持ちになる。
当たり前のように、パパを出迎えてくれる日々は一時なんだよね。