1から100までのえほん
☆レトロな絵柄でほっこり数のおべんきょう☆
36ぺージ 読み聞かせ:5分~15分?
内容
ヨットにコアラが1ぴき。
コアラが2ひき。
コアラが3びき。
コアラが4ひき。
コアラが5ひき。
カメがくわわって6ぴき。
カメがもう1ぴき。で、ぜんぶで7ひき。
ヨットがてんぷく~たすけて~。
ヘリコプターが8き。
とりさんが9わ。
ヘリコプターが10き。
かにさんは11ぴき。
きゅうきゅうしゃが12だい。
ベッドは13だい。
かんごしさんに、おいしゃさんは14ひき。
まちあいしつには、15ひきのかんじゃさん。
おみまいたこちゃん16ぴき。
17ひきのオットセイ。
18ぴきのうさぎさん。
19ひきのリスくんたち。
さくらんぼをくわえた20わのとりたち。
30ぴきのあおむしくんたちもおみまいへ。
40このたまご。
50りんのおはな。
60ぴきのねずみがスカイダイビング。
70ぴきのカエルがみずあそび。
80このおもちゃにおかし。
いよいよ、びょういんからたいいんするよ!
90ぴきのとんぼ。
100ぴきのさかなとイカさんたち。
みんなバイバイ!またあそぼうね!
感想
ほのぼのとしたコアラが主役の絵本ってなかなか見かけない。
1984年、オーストラリアからコアラやって来て、コアラブームが起こっていた日本。
この作品も、当時のコアラブームに乗っかったってことなのかな?
コアラのほかにも、様々な動物たちが登場して、カラフルで賑やか。
お姫ちゃんはページをめくるたびに動物の名前を言って、
数を数えてと大忙し。
1~20までの数と、30、40、50、60、70、80、90、100の数を数える。
100まで数えられた時の達成感はやみつきになるらしい。
お姫ちゃんもぱっと見て「えー。100ってこんなにおおいんだね!」って
知ることができた。
海で舟遊び中、ヨットが転覆⇒救助⇒救急搬送⇒病院に入院⇒愉快な見舞客たち⇒退院
とスリリングな展開が自分が子供の頃の見たような、レトロな可愛らしい雰囲気の絵と
ミスマッチで面白い。
入院経験者のお姫ちゃんも「にゅういんってたいへんだよね。」と
コアラたちに同情する。
この本、各ページの数をきっちり数えていくと、すぐには読み終わらない。
「じぶんでかぞえる!」と張り切ったものの、数え途中でわからなくなって
最初からってこともあるから。
時間に余裕をもって読みましょう。